喪失感2005/10/24 11:49

ここのところの主な仕事は「いろんな仕事をいろんな人に任せる」ことである。「自分で手がけたいな」と思った仕事もいろいろな事情から人に任せなくてはならない。かくして,他の人たちからは「あの人仕事してねー」と思われるに相違ない事態に至る。

仕事を人に任せている分,ミーティングやビジネスランチには呼ばれなくなる。それぞれが独自の判断でいいようにやっているようだ。まぁ,任せている以上,いちいちミーティングにでていくのも憚られるし,僕がいたからってミーティングがよりよい何かに変るわけでもないのだけれど。

やがて,懇親会と称した飲み会に誘われるだけの存在となるのだ。人より若干高い飲み代を払うために。

飲み代が惜しいんではない。現場感を喪失していくことが寂しんである。

子育てもそうだが,何かを育てるということは喜びと喪失感の連続なんであった。

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