NTEmacs: ispell その 32007/03/02 17:09

ispell に関してもうひとつ。 cygwin は egrep が grep へのシンボリックリンクになっている。ispell のほうで egrep ではなく grep を使うように指定してやらないと、うまくいかない。

; Cygwin では egrep が grep へのシンボリックリンク
(setq ispell-grep-command "grep")

あと、ispell-complete-word を使うなら、/usr/dict というディレクトリを掘って、wordsファイルのアーカイブを置いてくれている人の親切にすがりながら、ダウンロードした words ファイルを /usr/dict/words に配置すること。

NTEmacs: ispell その 22007/03/02 14:45

NTEmacs は情報が少ない。 ためしに "NTEmacs ispell" でググってみると... さて。ispell を NTEmacs に使うには、(ひとつ前に設定はいらないと書いたけれど...) .emacs に次の設定をする。

;;
;; ispell
;;
(autoload 'ispell-word "ispell" "Check the spelling of word in buffer." t)
(autoload 'ispell-region "ispell" "Check the spelling of region." t)
(autoload 'ispell-buffer "ispell" "Check the spelling of buffer." t)
(autoload 'ispell-complete-word
    "ispell" "Look up current word in dictionary and try to complete it." t)
(autoload 'ispell-change-dictionary "ispell" "Change ispell dictionary." t)
(autoload 'ispell-message "ispell" "Check spelling of mail message or newsx post.")
(defun ispell-tex-buffer-p ()
  (memq major-mode '(plain-tex-mode latex-mode slitex-mode yatex-mode)))
(setq ispell-enable-tex-parser t)

;; 日本語部分をスキップする
(eval-after-load "ispell"
  '(add-to-list 'ispell-skip-region-alist '("[^\000-\377]+")))

最近の cygwin は ispell ではなく aspell が入っているようなので、次のようにしておく。

(setq-default ispell-program-name "aspell")

NTEmacs: ispell2007/02/27 11:25

Mew でメールを書くとき、英語のスペルチェックには ispell を利用している。NTEmacs の環境から ispell を使うには、cygwin で aspell.exe を導入する。

cygwin では、Text カテゴリに aspell が収録されている。aspell.exe をインストールしたら、Emacs / Mew 側での余分な作業は必要なく、そのまま ispell が使える。 NTEmacs 側での作業は必要。以後の記事に説明を書く。

NTEmacs: w3m2007/02/27 09:54

NTEmacs と Mew の導入まではすんなりいく。

Mew で HTML のメールを読むためには、w3m と emacs-w3m が必要。

w3m を Windows 環境に導入する最も簡単な方法は、cygwin。cygwin のインストール時に(インストール後でもいいけど) w3m を選択してインストールし、%cygwin_path%\bin を PATH 環境変数にいれておけば、それでいっちょあがり。

emacs-w3m はソースを落としてきてコンパイルする。cygwin で gcc や make を入れておく必要がある。コンパイル自身は ./configure -> make -> make install で Emacs の share\sitelisp へ放り込んでくれるので、簡単。らくちん。

NTEmacs: fiber.exe2007/02/27 09:49

Mac OS X には open という便利なコマンドがあって、ターミナル(Terminal.app)にいるときに open コマンドに適当なファイル名を与えると、そのファイルに関連付けられているアプリケーションを起動してファイルを開いてくれる。

とくに Emacs でメールを読んでいるときにはこの open コマンドがすごく役に立つんだけれど、Windows には open に相当するコマンドがない。

で、Meadow には open と同じことをしてくれる fiber.exe という実行ファイルが添付されている。

NTEMacs には添付されていない。ということで、NTEmacs を使う場合には、fiber.exe でググって、適当なパスに入れてやる。まぁ、コマンドの性格上、cygwin\bin あたりが適当かな...

NTEmacs 化計画2007/02/27 09:00

会社から貸与されている業務用 Windows 機を Dell から Lenovo に変えたので、環境の構築をしている。

Emacs 22 を使いたいので、Meadow ではなく NTEmacs にするが... NTEmacs。情報がものすごく少ない。

まぁそれでも世の中には親切な方もいるもので、下記 URL から IME パッチのあたった NTEmacs のバイナリが入手できる。

http://homepage.mac.com/matsuan_tamachan/emacs/NtemacsBinaries.html

さて。

NTEmacs 導入の最終目標は、次のとおりである。

・Mew + mew-w3m で快適なメール生活。

はてさて。どうなることやら。

AIX: ログイン名の変更2007/02/23 15:00

AIX ではユーザーの属性を変更するために chuser コマンドが用意されている。

が、chuser コマンドでは、ログイン名を変えることができない。

どうするか?

usermod コマンドを使う。オプションは -l。これは Solaris や Linux と同じ。

てもとの AIX 5.3 には /usr/sbin/usermod が存在する。一般的なのだろうか? ちなみに、mkuser / rmuser /chuser ともに man ページが存在するが、なぜか usermod だけは man ページがない。

AIX: パスワード管理2007/02/14 14:39

備忘録。

プログラムで AIX にユーザー・アカウントを作成すると、そのユーザーが最初にログインするときにパスワードを再設定するように求められる。

この動作がたいへんうっとうしいので、初回ログイン時にもパスワードの再設定を求められないように変更するにはどうするか...

/etc/security/passwd ファイルに、該当ユーザーのパスワードの振る舞いに関する設定がある。たとえばこんなふう。

sshdup03:
        lastupdate = 1171371839
        flags = ADMCHG

flags = ADMCHG の行を削除すると、パスワードの再設定を求めなくなる。

ただ、vi などでファイルを開いて直接エントリを削除するのはご法度だそうだ。pwdadm というコマンドから、このあたりの動作を確認、変更することができる。

# pwdadm -q sshdup03
sshdup03:
        lastupdate = 1171371839
        flags = ADMCHG

#pwdadm -c sshdup03

# pwdadm -q sshdup03
sshdup03:
        lastupdate = 1171371839

-q オプションで情報の表示、-c オプションで flags のクリア、である。

AIX: 備忘録2007/02/14 11:10

なぜこうなったかわからない。が、TeraTerm Pro でログインしていると、こんな文字列が...

# ^ァ^」^チ^マ^」^チ^ラ^」^チ^^」^チ^ル^」^タ^

これ、どうやったら入力できるんだろう...

AIX: ユーザーの作成2007/02/14 10:48

備忘録。いや、書いておかないと忘れるもんで... AIX でユーザーを作る方法。smitty。というのはおいておいて。 mkuser コマンドが使える。 ユーザーを削除するなら、rmuser。